青年劇場第132回公演「深い森のほとりで」のご案内

青年劇場第132回公演「深い森のほとりで」← new !!

 

会員で青年劇場を主催されている矢野さんから、次回の公演に関する案内をいただきました。
以下、矢野さんからの案内文です。


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青年劇場第132回公演「深い森のほとりで」
福山啓子=作・演出


主人公は免疫・ウイルス専門の大学教授の原陽子。報告書や申請書類に追われる猫の手も借りたい程の多忙な中、経済的な問題を理由に研究員の福本が去ったり、ひょんな事から ウイルスに興味もない真理子が卒論の為に研究室を訪れたり、陽子の周りはバタバタである。ある日、ボランティアとして訪れていたバングラデシュから帰国した姪っ子の理沙の元に「しばらく戻ってくるな」という連絡が入る。村人がナポウイルスに感染したというのだ。

日本では目先の経済的利益につながる研究に優先して予算を当ててきた結果、研究者の自主性を奪い、政治が大学・学術に介入し「学問の自由」を脅 かしています。さらに陽子のような女性研究者には待遇・配属面でも男女差別という別の闘いが存在します。

「でも私達は研究をやめないよ。手を繋いでくれる人が世界中にいるのがわかったから。」

座付き作家福山啓子の新作はポストコロナの暗闇を穿つ希望の物語です。よろしければ是非おこし下さい!


【上演日時・場所】

日時:2024年5月10日(金)~19日(日)
場所:紀伊國屋ホール(JR新宿駅・東口)


5月10日(金)19:00☆★

11日(土)14:00

12日(日)14:00

13日(月)休演日

14日(火)14:00

    19:00★

15日(水)14:00

16日(木)14:00

17日(金)19:00★

18日(土)14:00

19日(日)14:00

☆5/10は中高生無料デー!(60席限定)

★夜のステージは夜割4,800円(前売りのみ)


【前売り料金】

一般=5,500円

U30(30歳以下)=3,000円

中高生シート=1,000円(前売のみ)

夜ステージ割=4,800円(前売のみ)

昼グループ割=5,000円(5名以上・前売りのみ)

障がい者割引=4,500円(前売りのみ)


「深い森のほとりで」専用HPはこちら↓


https://www.seinengekijo.co.jp/s/fukaimori/


電話03-3352-7200


お電話もしくはHPからの申し込みの際に「東京唯物論研究会」から案内をもらったと伝えてもらえれば、昼公演一般5500円のところ5000円でご覧頂けます。(HPから申し込まれる場合は通信欄に明記して下さい。郵送するチケットと振込用紙で割引後の料金をご請求させて頂きます。)

青年劇場 矢野貴大

青年劇場9月公演「星をかすめる風」のご案内

青年劇場9月公演「星をかすめる風」のご案内 ← 終了しました

 

青年劇場の次回公演は、韓国ではもちろん、日本でも根強いファンの多い
詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ)を取り上げた小説を舞台化したものです。
東京唯研会員の矢野貴大さんが主人公の尹を演じます。

 

公演内容:青年劇場第131回公演「星をかすめる風」

(イ・ジョンミョン原作、シライケイタ脚本・演出)
日程:9月8日(金)〜17日(日)
会場:新宿紀伊國屋サザンシアター(タカシマヤタイムズスクエア南館7階)
HP:https://www.seinengekijo.co.jp/
電話:03-3352-7200

お電話もしくはHPからの申し込みの際に「東京唯物論研究会」から案内をもらったと伝えれば、昼公演一般5200円のところ4700円でご覧頂けるそうです。(HPから申し込まれる場合は通信欄に明記して下さい。郵送するチケットと振込用紙で割引後の料金が請求されます。)

また、夜公演は4500円ですので、こちらも是非ご検討ください。

なお、U30(30歳以下)は3100円、中高生は1000円でご覧頂けるそうです。

以下、青年劇場からの案内文です。

 

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今日は、東京唯研会員であり劇団青年劇場の矢野貴大です。9月公演「星をかすめる風」のご案内です。

 戦時下、朝鮮からの留学中に治安維持法で捕まった尹東柱(ユン・ドンジュ)が、27才という若さで生涯を終える事になる福岡刑務所での最後の日々を、壮大なフィクションとミステリーで描いた物語です。私は主役の尹東柱を演じます。


 初演は2020年、当時コロナ禍で劇場の客席の半分規制がかかっており、演劇はじめ芸術の不要不急が騒がれていた中でも、口コミで紀伊國屋サザンシアターは連日満席。「不急」かもしれないが絶対に「不要」ではない。私たち表現者は息を吹き返せました。  同時にこの作品は韓国の共同通信でも「コロナ禍の東京に尹東柱を題材にした演劇で2000人を集客」と取り上げられたのです。韓国の作家である イ・ジョンミョンさんが尹東柱と日本人の看守との「詩」を通して描いた友情は、歴史問題に背を向け続ける日本政府のひ弱な外交など飛び越えて、文化・芸術こそ国境を越え、人と人とをつなげるのだと確信させてくれました。  

 あれから3年。コロナの疲弊は癒えず、生きづらさは加速しています。私の学校公演の巡演先にウクライナから避難してる生徒さんがいた事もあります。ロシアによる侵略以降は確かに「戦争」が身近になりました。私達の指導者は 核共有を言い出したり、武器輸出拡大を進めようとしてますが、軍事で緊張を煽る先に待ち受ける未来は「いつか来た道」に他なりません。

   尹東柱は死の直前、母国語で何かを叫んだそうです。日本人の若い看守が目撃したその光景を伝え続けなければなりません。私に課せれらたハングルの一語一語を日本人にこそ届けきりたいと思うのです。よろしければ是非お越し下さい。

 

青年劇場 矢野貴大

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青年劇場5月公演「眞理の勇氣~戸坂潤と唯物論研究会~」のご案内

青年劇場5月公演「眞理の勇氣~戸坂潤と唯物論研究会~」のご案内

←終了しました

 

5月に戦前の唯物論研究会を題材にした青年劇場の舞台が新宿で公演されます。東京唯研会員にはチケットの特別割引はあるそうなので、ご興味のある方は下記の案内をご確認ください。

公演内容:青年劇場第127回公演「眞理の勇氣―戸坂潤と唯物論研究会」
日程:5月13日(金)~22日(日)
会場:新宿紀伊國屋サザンシアター(タカシマヤタイムズスクエア南館7階)

HP:https://www.seinengekijo.co.jp/

電話:03-3352-7200


お電話、もしくはHPからの申し込みの際に「東京唯物論研究会」もしくは青年劇場矢野様から案内をもらったと伝えれば、一般料金5200円のところ4700円でご覧頂けるそうです。(HPから申し込む場合は通信欄にその旨を明記してください。郵送するチケットと振込用紙で割引後の料金が請求されます。)

また、学生向けには、唯研会員の方からの紹介に限り、2200円の特別料金が設定されるそうです。こちらは出来れば各団体で取りまとめ、お電話でお申し込み下さい。

以下、劇団がご作成の宣伝文です。


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青年劇場5月公演「眞理の勇氣~戸坂潤と唯物論研究会~」のご案内です。日本によるアジア侵略戦への足がかりとなった満州侵略の翌年の1932年に、仲間たちと唯物論研究会を立ち上げ、様々な攻撃にもひるむ事なく言論とペンで国家権力に立ち向かっていった戸坂潤。治安維持法違反により検挙、1945年8月9日に長野刑務所にて獄死。敗戦の6日前でした。
 なぜ戸坂潤は命をかけてまで研究会での活動や執筆を繰り返したのか。周囲の多くの人が彼の人柄として明るさを挙げており、激しさを増す弾圧の中でも、戦争が終結してからの人類の未来に対して明確なヴィジョンを持っていたといいます。
 戸坂たち「唯研」の実践から学べるものはないか。理想の社会を夢見て、明確な根拠を持ち、何よりそれに賛同し共に行動する仲間がいた事。特高に監視されながらピクニックする事も楽しんでいたそうです。
 命より経済を優先する社会において一人で立ち向かって行くのは困難です。コロナを利用した分断により社会的弱者から淘汰されていき、若者の貧困と自殺者数は右肩上がりです。青年劇場はコミュニケーションの芸術である演劇で加速する生きづらさに歯止めをかけたい、方向転換したいのです。
 戸坂潤もきっと一人では出来なかったはずです。仲間達と追求した「眞理」と、弾圧にも屈しなかった強い「勇氣」が今こそ必要だと思うのです。是非私達の演劇をご覧頂き、皆さんの活動のエネルギーになれば嬉しいですし、仲間作りと対話のきっかけにもなればと思います。 

青年劇場 矢野貴大 

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過去の機関誌のインターネット上での公開にともなう著作権譲渡についてのお願い

東京唯物論研究会会員および関係者 各位

 目下、過去の機関誌をインターネット上で公開することを検討して、実務的な作業をすすめております。創立72年を迎えました本研究会での過去の議論の積み重ねを保存すると同時に、その貴重な資料へのアクセスを容易にすることで将来、さらなる議論の発展がすすむことを期してのことです。
 対象とする過去の機関誌とは『唯物論』の各号です。インターネット上の公開については、著作権上の問題があります。『唯物論』については、著作権の帰属は必ずしも明確でなく、また、インターネット上の公開を想定したものではありませんでした。
 もっとも厳格な方法としては、過去の執筆者全員に文書で承諾いただくということが考えられますが、現状の委員会の体制では事実上不可能であり、また、執筆者の中にはすでに物故された方もおられます。
 そこで本告知により、過去の機関誌の記事の著作権のうち、複製権及び公衆送信権が東京唯物論研究会に帰属すること、それによりインターネット上で公開する権利が東京唯物論研究会に帰属することをお認めいただきたいと思います。この規定は著作者自身による利用を妨げるものではありません。
 過去の機関誌に寄稿された著作権者の方、または相続権を持つご遺族の方でこの告知について異議のある方は2021年11月30日までに事務局まで文書(メール)でご連絡ください。お申し出のあった論文については公開対象から外すよう対処いたします(公開除外の申し出については、どの号のどの論文と特定してご連絡いただけると幸いです)。
 それまでに異議の申し出がなかった論文については、インターネット上での公開の権利が東京唯物論研究会に帰属することが許諾されたものとみなし、公開の手続きにはいらせていただきます。
 ただし本告知がすべての著作権者、または相続権を持つ遺族の方の目に触れるとは限りませんで、期限後についてもお申し出があれば柔軟に対応させていただきます。
 東京唯物論研究会のさらなる発展のためによろしくご協力ください。

                          

                          2021年7月11日

                 東京唯物論研究会委員長 鈴木 宗徳

 

 


事務局連絡先:tokyo_yuiken【アット】yahoo.co.jp
※送信の際は【アット】を「@」にかえて送信先アドレスにご記入ください。

 

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